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サッカーにおけるトレーニングの本質

  • 執筆者の写真: TASK
    TASK
  • 2020年7月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年7月22日


今回はサッカーに絞って書きます。


僕自身も20年ほどサッカーをしてきましたが、学生時代の僕がこのことを教えられてサッカーをしていれば、また違う人生を歩んでいたと思います。

プロとまでは行かなくとも、大学の進路で理学療法士を選ぶことはなかったはずです。

それだけ、サッカーの本質をつく内容を書いていきます。


サッカーは高重心系スポーツです。


それに対し日本人は低重心民族です。

外国人と比べると骨格の違いから低重心になりやすく、さらに精神的にも低重心を好みます(日本人は何に対しても安定を求めるからです)。



サッカーの指導者・選手は、このことを前提として知っておく必要があります。


長くなるので深くは触れませんが、日本人=低重心ということを知っておかなければなりません。

サッカーが高重心系スポーツということは

高重心でなければ勝てないスポーツなのです。

それに対し日本人は低重心民族のため、高重心の身体の使い方を学ばなければ低重心でサッカーをし続けるということです。



低重心の身体の使い方で、テクニックやスキルばかりを練習し、それを幼少期から指導しているのが現代の日本サッカーです。


日本で一番といっていい競技人口を誇るスポーツですが、海外と比べると未だに強いとは言えません。


確かに日本人のテクニックやスキルは素晴らしいと外国人選手はよく言います。

しかし、それだけだとも言われます。


これは、重心という本質を見失っているからではないでしょうか。

足元がいくら上手くとも、それを生かしドリブル突破ができなければ、恐くないのです。


日本人は低重心民族なので、高重心で動ける身体の使い方を徹底的に学び、そしてテクニックやスキルを活かすべきです。



「腰を落とせ」・「もっと踏ん張れ」は、選手に対し、低重心になれとコーチングしています。

これは、重心が下がった方が、脚に力が入りやすく素早く動けると思っているからです。

しかし、実際は真逆です。

重心が下がれば下がるほど物体は安定し、動き出しが遅くなります。

物理の法則からは逃れることができません。



では、どうすれば重心を下げることなく、強い力を発揮するのか、または脚に強い力を伝えるのか。

ここを考えなければいけません。


そのキーポイントとなるのは、股関節と上半身操作(上半身の筋トレではありません)です。

野球は、下肢からの力をバットや指先へ伝えることで、パフォーマンスが向上するため、下半身強化が重要とされています。



サッカーは野球とは逆で、上半身からの力を下半身に伝え、キック力やコントロール・切り返し・加速・フェイントなどに活かすスポーツです

※外国のトップ選手と日本人選手との差は上半身操作にあります。

野球では、下半身の重要性に気づき、下半身のトレーニングをするのに対し、サッカーでは上半身が重要だと、ようやく認知され始めた段階です。

プロはすでに、高重心を維持したままの身体の使い方、上半身操作のトレーニングを取り入れています。


決して派手なトレーニングではないです。

裏で地道に意識レベルから変えています。


派手な映像を好むTVで放送されることは少ないでしょう。

そのため学生や一般の方に浸透するのはまだ先の話になりそうです。

しかし、サッカーにおいて高重心であることは非常に重要であり、学生時代から学んでおくべきことです。

高重心になることで防げるケガも多くあります。



サッカーがもっと上手くなりたい方、ライバルに勝ちたい方、本気でプロを目指している方トレーニング依頼受け付けています。

トレーニングを受ける前と後では、サッカーのプレーもサッカーに対する考え方も明らかに変るはずです。




最後までお読み頂きありがとうございました。

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