足が速くなるために必要な能力
- TASK
- 2020年7月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年7月27日
以前、人の身体のアクセル筋とブレーキ筋について書きました。
今回は少し掘り下げて、足が速くなるための必要な能力について書きたいと思います。
前回の記事では、アクセル筋とブレーキ筋を使い分ける身体操作能力が重要であるということを書きました。
では、使い分ける身体操作能力とはどういうことかについて書きたいと思います。
まず、テストをしましょう。
実際に行ってみて下さい。
下の動画のように、両脚で立った状態から片脚を前に出し、前に出した脚に体重をしっかりと乗せて下さい。
この時に前脚の大腿四頭筋(腿前)の力を意識的に抜くことができるでしょうか。
できる方は後ろ脚を浮かせて片脚立ちをしても、腿前の力を抜くことができるはずです。
このテストができることが重要です。
なぜかというと実際のスポーツ場面では、大腿部に意識を向けて走ることはありません。
意識を向けずに腿前の力を抜くためには、まずは意識を向けてできるようになることが前提です。しかもテストでは静止しています。
静止した状態で大腿部に意識を向け、ブレーキ筋の活動を抑えることができなければ、動いている時にブレーキ筋の無駄な力みを抑えて走ることは到底できません。
このテストができるために重要な部位は股関節です。
股関節をどう使うかによってアクセル筋とブレーキ筋の使い分けができるようになります。
まずは、静止した状態で感覚を身体に学習させ、その感覚で動けるようになる必要があります。
早く走るために股関節は重要なポイントの1つです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
追伸
練習してもできるようにならない、感覚がつかめない。
足が速くなりたいという方は、ご連絡下さい。
トレーニング指導受け付けています。
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