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「脇を締めろ」という言葉の本当の意味③

  • 執筆者の写真: TASK
    TASK
  • 2020年6月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年8月3日



前回、前々回とスポーツにおける脇を締めるということについて書いてきました。


前回 : 脇を締めることのメリット

前々回 : 脇を締めるとは



今回はその最終章の脇を締めるためのトレーニングについてです。

1つ目のトレーニングは立甲です。




SNSやTVで見られている方も多いと思います。

前鋸筋が働き、菱形筋や僧帽筋などのアウターマッスルの活動が抑制されていることができることの条件です。


立甲ができるようになると、前鋸筋の収縮感度が高まるため、肩を内に捻った状態(肩関節内旋位)でも体幹と上肢を繋ぐことができるようになります。

これは、あらいる肢位をとるスポーツにおいて、重要な意味をなします。


その他にも上肢の筋出力向上やリーチ距離延長、ボールコントロール向上、上肢操作スピード向上、脊柱・肋骨の可動性向上、肩・肘のケガ予防、力感の抑制(脱力)、しなやかさ、イナシなど多くの効果があります。

2つ目はクレーンというトレーニングです。



上肢だけで身体を支えるトレーニングになります。

立甲と違いアウターマッスルの活動抑制はそこまで高くないため、立甲ができなくても行えるトレーニングです。


脇を締めることに慣れていれば比較的簡単にできます。


力で行うのではなく、脇を締めることで上肢と体幹を連動させることと、重心コントロールが重要となります。

また、腸腰筋を機能させ、股関節を求心位に保ち、身体の繋がりを感じることが重要となるトレーニングです。


脇を締めることのできない選手は、まずこのトレーニングで、脇を締める感覚を養っていくことをおすすめします。



今回は3つのシリーズで脇を締めることについて書いていきました。


脇を締め上肢と体幹を連動させることは、スポーツにおいて必須要素だと、少しでもご理解頂けると嬉しいです。


立甲とクレーン是非チャレンジしてみて下さい。

何回やってもできるようにならないという方はホームページお問い合わせより、ご連絡下さい。

トレーニング指導依頼受け付けています。

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